[Hardware][Network]Mikrotikのルーターを2品ほどゲット

ある意味キワモノ二機種

昨年11月に予約して居た品が、ついに1月下旬に到着しました。RouterBoardを売ってるMikrotik社のスイッチ製品である、CRS(Cloud Router Switch)を2機種ほど購入しました。

CRS305-1G-4S+IN
CRS106-1C-5S

CRS305は、4ポートのSFP+と1ポートのRJ-45を備えた機種で、価格は定価だと$149。おそらく2019年1月時点で世界最安値の10GbEスイッチです。

CRS106は、5ポートのSFPと1ポートのSFP/RJ-45コンボポートを備えた機種で、CRS305と比較すると圧倒的に値が下がり、入手しやすい代物になります。ただ、かなりCPUやメモリのスペックは落ちます。

いずれも消費電力は10W強ぐらいのようです。加えて言えば、CRS305はAC電源をもう一つ用意すれば電源冗長が可能という、「お前のターゲット層は一体どこだ!?」と小一時間問いたくなるような一面を持っています。

CRS305もCRS106もRouterOSのレベルはL5ですので、マネージドL2にもマネージドL3にもなりますし、ルーターとして動かすことも出来ます。見た目は一般家庭向けアンマネージドスイッチに見えますが、機能的な面でいうと完全に別物で、出来ることを並べるとCiscoやArubaとかそういうところの製品とあまり変わりありません。

ただ、なにぶんハード性能は非常に低いため、あまりL3レイヤー以上の機能やマネージド機能を有効にしすぎるとパフォーマンスは一気に低下します。

実装・稼働

今回、それぞれのスイッチ機器に以下の役割を与えました。

  • CRS305:ESXiアップリンク用マネージドL2スイッチ
  • CRS106:Homenoc IPv6用ルーター

CRS305はVLANと管理IPアドレスの設定だけ行い、極力余計な機能が動作しないように構成しました。結果として思った以上に高いスループットを計測することが出来ました。

下図はインタフェースダッシュボードを表示させてるものになるのですが、iperfで計測をしてみた所、およそ3Gbps前後のスループットが記録されました。

他にも試しにCIFS経由で4GB程度のデータ送受信を試みましたが、ピーク性能は1.5Gbps、最低値が700Mbpsぐらいでした。これはどちらかというとディスクがボトルネックになり、それによってスループットが低下していたみたいです。

iperfでスループット計測中のCRS305の状態

ケーブル及びSFP+モジュールについてですが、今回あまりお金をかけられない状況もあったので、DAC(Direct Attached Cable)を使用しています。SFP+トランシーバとメタリックケーブルが一体構成となったもので、ヤフオクなどで比較的安価に出回っています。Cisco機器と違い、この機器はSFP+トランシーバのメーカーは問わないため、どこのDACでも対応できます。

実際、今回の構成ではMikrotikのSFP+は使わず、EMC製/Cisco製のものを混在使用していますが、正常にリンクアップできてますし、動作も今のところ問題ありません。

DAC3本で2台のESXiサーバに接続する

CRS106は元々RB2011-UiASにて対応させてたHomenoc IPv6経路を通すためのルーターとして働いてもらうので、以下の設定を行いました。

  • Homenoc側が用意するBGP+ルーターとのピア確立
  • IPv6 Firewallの最低限の設定
  • 配下のルータに対する経路配布のためのOSPFv3設定の実施/neighbor確立

ケーブルやSFPトランシーバに関しては余り物があったので、これに対してはそれらを活用しています。SFPポートは1番は管理用、2番は外部IPv6ポート、3番は内部IPv6ポートと使用しています。

CRS106はFibreケーブルでネットワークに接続

入手が意外と難しい

今回、海外のECサイトを利用して購入しましたが、CRS305がとても売れ筋のようで、入荷するまでに2ヶ月程度待つことになりました。入荷したときはかなーり嬉しかったです。
ただ、その後すぐにまた「In Stock」と言う表示が「pre order」に変わり、あっという間に品切れ状態になったようです。(Baltic Networksで買いましたが、次回入荷は4月とかになってました。実際はもう少し早まりそうな気がしますけど)

日本は実はあまり認知度が高くなく、代理店もそんなに多くの機種を取り扱ってないんですが、米国やユーロ圏などで探すと結構色々見つかりますし、無事入荷したタイミングで購入すれば、そんなに日数かからず入手することが出来ます。

ただ、送料はそれなりに掛かる(今回$90程度かかっている)ので、その点は覚悟したほうが良さそうです。

以前のRB2011-UiASはAmazon経由で購入しましたが、今回のように海外経由での購入は久々でした。セカイモンを使ってInfinibandスイッチを買って以来?いや、Enterasysのスイッチを買って以来か。まぁまぁ手続きするのが懐かしく、英語の読み解きで脳みそコネコネすることも出来、ある意味リフレッシュになりました。