本日、STP周りの検証を行おうということで、久方ぶりにExtreme Summit400-24の電源を投入した。
その際に基本的なコマンドとか打ち込んだりしたんで、備忘録として。
VLAN周りのコマンドはこんな感じ。
・VLANの作成
create vlan “<VLAN-NAME>”・VLAN-IDの付与
configure vlan “<VLAN-NAME>” tag <VLAN-ID>・IPアドレス付与
configure vlan “<VLAN-NAME>” ipaddress XXX.XXX.XXX.XXX YYY.YYY.YYY.YYY
(X:IPアドレス、Y:サブネットマスク)・タグ無しポート付与
configure vlan “<VLAN-NAME>” add port X untagged
(X:ポート番号)
STP(MSTP)周りのコマンドはこんな感じ。
・STPドメインの作成
create stpd XX
(XX:STPドメイン名)・VLANをSTPドメインに加える
configure stpd XX add vlan “<VLAN-NAME>”
(XX:STPドメイン名)・プライオリティ値の設定
configure stpd XX priority YYYYY
(XX:STPドメイン名、Y:プライオリティ値)・STPモードの定義(MSTPを選択)
configure stpd XX mode dot1w
(XX:STPドメイン名)・STP有効化
enable stpd XX
(XX:STPドメイン名)・STP無効化
disable stpd XX
(XX:STPドメイン名)
その他のコマンドとか。
・デフォルトゲートウェイの定義
configure iproute add default XXX.XXX.XXX.XXX 1
(X:IPアドレス)・設定の保存
save config <primary/secondary>
⇒設定ファイルはPrimary/Secondaryの2つがあり、二重化されてる状態。
ほか気づいたことを幾つか。
- VLAN-IDナシでもどうやらVLANは組めるんだけど、STPドメインを振り分ける際にVLAN-ID振っておかないとエラーを吐くので要注意。
- 別途切り出したSTPドメインに既存VLANを割り当てる場合、
- 事前にSTPドメインは停止する必要があるみたい(s0から外すのは止めずに済んだ)
- 事前にs0ドメインから該当VLANを外す必要があるみたい。(エラーが出るよ)
- タグVLANなどでポートを統合してる場合、STPドメインは分けられないみたい。
なんだか面倒くさいスイッチだなぁというのが正直なところで。確かに品質含めてあまり良くなさそうな印象を受けました。(古いから??)某社の営業も「このパンフレットに掲載している事自体が恥」とかおっしゃってましたが^^;ちょっ、ちょっ、そこまで言うか?とは思いますが。
それでもDELLのPowerConnectよりはマシなのかなぁという感じで。ExtremeのL3機能レベルの悪さは結構業界でも有名だったりするわけですが^^;、果たして実際はどうでしょうね。個人的に、Extremeのスイッチもパケットロスは多いけど、PowerConnectよりはずっとマシな気がします(こいつはほんと、IPレベルの途絶漁が半端無かったからね)。
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