過日、リビング設置のWifiアクセスポイントとONUが直結するノンインテリL2を接続してしまったがゆえに、本来払い出されるべきIPv6を受け取らずにNGNのIPアドレスを受け取ってしまったことがあったなど。それをふと思い出し、そう言えばIPv6オプションを有効にしてたこと、NGNに接続可能であることを思い出したことから、せっかくVPNを張る機会もあるかもしれないし・・・・ということで、VPNルーターをNGNに繋いでみたなど。
我が家はコスト上の事情と嫁様の判断により、ひかり電話は契約してないので、Prefixは64bitで払い出される。そして、そのアドレスはRAで提供されるので、以下のような設定を行う。
■NGNに接続する(ひかり電話契約なし) ipv6 prefix 2 ra-prefix@lan2::/64 ipv6 lan2 address ra-prefix@lan2::1/64 ipv6 lan2 rtadv send 1 o_flag=on
LAN1インタフェースは既にHE Tunnel Brokerより払い出されたアドレスを適用しているので、物理的にLAN2にインタフェースを分けた。で、これをグローバルIPセグメントであるVLAN787に出してみたのだけど、あら?
LAN2 scope-id 2 [up] Received: 4 packets 1648 octets Transmitted: 11 packets 2556 octets リンクローカル fe80::2a0:deff:fe3a:43ad/64 リンクローカル ff02::1/64 リンクローカル ff02::2/64 リンクローカル ff02::9/64 リンクローカル ff02::1:ff3a:43ad/64
払い出されてない・・・
よくよく考えてみると、グローバルIPセグメントへの接続経路の途中はプロバイダと接続するためのPPPoEを通していたりする。これでフレームが途切れてしまうのかなと推察して結線変更を実施。
YOMOGI# show ipv6 address lan2 LAN2 scope-id 2 [up] Received: 23 packets 4852 octets Transmitted: 68 packets 22048 octets グローバル 2001:****:****:****::1/64 (lifetime: 604519/2591719) リンクローカル fe80::2a0:deff:fe3a:43ad/64 リンクローカル ff02::1/64 リンクローカル ff02::2/64 リンクローカル ff02::9/64 リンクローカル ff02::1:ff00:1/64 リンクローカル ff02::1:ff3a:43ad/64
うん。無事にグローバルアドレスが吐き出されている。というわけで、我が家のルーターがIPv6オプション契約して数年越しでなんか使い物になりそうな印象を受ける構造になってきました。
さて何しようか・・・・というと、どこにも遠隔の実験環境がないので、若干途方にくれてます。どうしようかねぇ・・・・なんか面白おかしく遊べるネタとかないですかね?
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