災対端末でHinemos Agentが起動不能に
ある日のこと、災対環境のWindows7端末にWindows Updateを行い、再起動をかけたところ、Hinemos Agentが立ち上がらなくなりました。どうやらいつの間にかJRE(Java Runtime Environment)のバージョンが1.8.0_131から1.8.0_161へ上がっていたようです。
この端末では、CIFSファイルサーバのデータをスケジュールバックアップしている役割を持っています。スケジュールバックアップ機能はHinemosのジョブ管理機能を使っており、その実行命令はHinemos Agentを使用しているため、これが落ちるのは中々に痛手です。
そこで、コレを再度起動できるようトラブルシュートしたのですが、一筋縄ではいかなかったので記録として残しておきます。
JREのバージョンが変わると・・・
Hinemos Agentはインストール時点のJREバージョンに合わせ、パスを設定する特性があるため、JREをバージョンアップすると以下のようなエラーが発生して、Hinemo Agentが起動できなくなります。
- Hinemos Agentをアンインストール
- 再起動する
- 環境変数「JAVA_HOME」のパス変更
- Hinemos Agentを再インストール
- 起動確認
例えば、環境変数の変更は以下の画面で行います。
上図JAVA_HOMEでは、「C:\Program Files\Java\jre x.x.x_xxx」とありますが、ここの[x]箇所を現在のバージョンに修正します。
ところが
今回のケースではこれがうまく行きませんでした。試行錯誤した結果、レジストリの修正が必要となりました。修正箇所は以下のとおりです。
レジストリ修正箇所は以下のとおりです。
\\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\Hinemos_6.0_Agent\Parameters -> JVM Library (REG_SZ) -> Path (REG_SZ)
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