[Hardware][Windows] Boot from SAN続編

a962a875_640Boot from SANを構成した状態でWindows Server 2008 R2 Release Candidate 1をインストールしてみたときの画面です。無事、ディスク0としてSAN上のディスクが認識されています。Windows Server 2008以降は、Microsoft標準ドライバとしてQLogic製HBAのドライバを備えているので、インストール時からきちんとディスクが読み取れるようになってます。

以下の画面はWindows Storage Server 2008にてデバイスマネージャで確認した時の画面。画面はつけてませんが、Qlogicドライバのバージョンは9.1.4.6でした。2007年のドライバなので、ちょっと古いかもしれません・・

sanboot-diskmgr002

注意すべきは、ディスクパスの冗長化ドライバがインストールされている場合。IBMだとRDACというドライバが、HPだとSecure PathというソフトウェアもしくはMPIOというドライバがその機能を代替するわけですが、OSインストール時などにおいてはこの機能は持ち合わせていません・・そうなると、冗長したパスそれぞれからデバイス構成を拾ってしまい、1台のはずのディスクが2台に見えてしまうわけで・・・・当然ディスク破壊などにつながります。

というわけで、システムリストアなどを行う際、OS導入を行う際はディスクパスを必ず1本にする必要があります。ラックマウントサーバであればケーブルを抜けばいいだけですが、ブレードサーバの場合、配線はバックプレーンのバスを使用しているため「ケーブルを抜く」という行為ができません。その場合はスイッチモジュール側の設定を変えるなどの対応になってきます。(パススルー系モジュールを使ってる場合はモジュールにつながってるケーブルを抜けばいいわけですが)

ほかにもデバイス構成が若干特殊になるということもあり、バックアップソフトウェア側で「サポートされない」という状況が発生していることもリスクです。今みたいにこうして自己の趣味でやる分にはいいのですが、いざ企業に導入する際に「サポート外」の構成を組んでしまうと、障害時の問い合わせが門前払いにされることがあるんです。というか、確実に門前払いされます。

小生がBoot from SANが好きじゃない理由はここにあるんですよね・・・。意外と手間がかかるというのと、制約が多いというのと、イメージバックアップがシステムリストアを高速かつ簡便に行えるようにしてくれ、Serial Attached SCSI(SAS)の登場により内蔵ディスクの転送速度と信頼性が上がってきたこと・・・・Boot from SANのメリットが根こそぎ失われてきたんすよね・・そうしてる中、結構な方々が今でも「時代は今SANBOOTだ!」とか、「ブレード万歳!」とかいうのだけど、小生はあまりそうは思わんのですよ^^;ブレードはまだ百歩許せるとして。

2003年ごろ、小生が学生→社会人となったころに大ブレイクしたこのBoot from SANですが、これからは存在意義の怪しいソリューションとなるのかも知れません(^^;)

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