[Kubernetes] 稼働後しばらく経過してからのクラスタ状況

オンプレミス-技術のお話し

つい最近k3sに手を出し、しばらくMisskeyを動かしっぱなしにしてましたので、その稼働実績を採取しました。

ノードの負荷状況

NAME                      CPU(cores)   CPU%   MEMORY(bytes)   MEMORY%
blackbeans.bluecore.net   537m         8%     3425Mi          43%
chickpea.bluecore.net     150m         1%     1396Mi          17%
favabeans.bluecore.net    162m         1%     1536Mi          19%
soy.bluecore.net          62m          0%     2227Mi          28%

blackbeansはマスターノードであるため、k3s本体の負荷がそれなりにかかっているため、リソース消費量が他のノードに比べると多めです。ただ、ホストごとに配置しているメモリ容量は8GBあるので、稼働自体には特に問題なさそうです。

Podの配置状況

どうやらPodsが1台だけ再起動をしたように見受けられますが、それ以外は特に問題なく稼働できてそうです。

NAME                           READY   STATUS    RESTARTS   AGE    IP           NODE                      NOMINATED NODE   READINESS GATES
misskey-sv-df8cd7cbf-st5pd     1/1     Running   0          5d7h   10.42.0.37   blackbeans.bluecore.net   <none>           <none>
database-sv-68d58cb44b-sbkn8   1/1     Running   0          5d2h   10.42.0.39   blackbeans.bluecore.net   <none>           <none>
misskey-sv-df8cd7cbf-2rvhp     1/1     Running   0          5d1h   10.42.3.6    chickpea.bluecore.net     <none>           <none>
elsearch-sv-76bbb7897c-rbhsn   1/1     Running   0          5d1h   10.42.1.30   soy.bluecore.net          <none>           <none>
misskey-sv-df8cd7cbf-65wl2     1/1     Running   1          5d3h   10.42.2.29   favabeans.bluecore.net    <none>           <none>
redis-sv-6654666886-hghb4      1/1     Running   0          5d1h   10.42.2.30   favabeans.bluecore.net    <none>           <none>

Podsの負荷状況

Misskey 関連Podの負荷状況

まずはMisskey関連の負荷状況を並べています。

NAME                           CPU(cores)   MEMORY(bytes)
database-sv-68d58cb44b-sbkn8   181m         1321Mi
elsearch-sv-76bbb7897c-rbhsn   9m           1966Mi
misskey-sv-df8cd7cbf-2rvhp     93m          1001Mi
misskey-sv-df8cd7cbf-65wl2     87m          1164Mi
misskey-sv-df8cd7cbf-st5pd     101m         886Mi
redis-sv-6654666886-hghb4      7m           13Mi

データベースとアプリケーションエンジンの負荷が比較的高めです。こちらはリアルタイムということもあり、どうしてもその情報取り込みにそれなりの負荷がかかるのだろうとみています。
Elasticsearchに関しては、そもそもActivity Pubによって形成されるFediverse界隈の検索用語登録量というのは、あまり膨大でもないことからメモリ消費量の大半はJVMで定義したヒープ容量ぐらいです。

Redisに関しては、いやー、負荷が低くてびっくり。

Kube-System関連Podの負荷状況

はい、ほとんど以下の通りリソースを使用していません。が、Flannelなどのコンポーネントがあまりはっきり見えないので、そこはk3s自体のプロセスが消費してるのかなーと思います。

NAME                                      CPU(cores)   MEMORY(bytes)
coredns-57d8bbb86-gdt7n                   14m          21Mi
local-path-provisioner-58fb86bdfd-tllgq   1m           15Mi
metrics-server-897767cd9-7bsxc            2m           17Mi
svclb-traefik-7s595                       0m           2Mi
svclb-traefik-dv872                       0m           3Mi
svclb-traefik-qnrr6                       0m           3Mi
svclb-traefik-smqzs                       0m           3Mi
traefik-65bccdc4bd-nglz9                  5m           22Mi

今のところの所感

k3sとKubernetesとはやっぱり完全に一致とはならないので、制限がいろいろと引っかかるのかなとか思ったのですが、きちんと制御もできてるようで、とりあえずは無事に動いてそうです。とりあえずはよかった。

引き続き継続稼働させようと思いますし、その他いろんなものを動かしてみようかなと思ってます。可能であれば、今後出るであろうAzure ArcでSQL Databaseのイメージ落とせたらなぁーとか。

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