[Hardware][Storage] HP StorageWorks D2600

オンプレミス-技術のお話し

ディスクを足しましょうそうしましょう

今年6-7月にかけて導入したDL360e Gen8 4LFFですが、その弱点はズバリ拡張性の低さです。PCI-eスロットはわずか2つ、HDDベイは4つしかありません。購入時点で既に450GB SAS HDDが4発埋まっており、PCI-eスロットは片側にSmartArray P222がくっついてます。
10GbE NIC取り付けるともう何も増設ができなくなるのです。そこで今回やったのがディスクエンクロージャの追加です。

共有ストレージ筐体と拡張筐体

共有ストレージと言えば、ディスクベイだけじゃなくてコントローラや必要となるインタフェースも備えたそれ単独でストレージとして動作する代物ですが、拡張筐体はこれと比べるとかなりシンプルになります。前から見るとこんな感じ。

D-2600全面

背後はこんな感じです。

D-2600背面

通常ストレージ本体であればマネジメントポート、FCあるいはRJ45ポートなどもう少し多くのインタフェースが備わってるのですが、拡張筐体はそれ自体にコントローラがないため、SASケーブル用のインタフェースしかなく、このインタフェースでサーバとの接続を行います。(ストレージとは異なり、エンクロージャのマネジメントポートはユーザ側の操作が認められていません)

RAIDの構成を行うには、別途サーバにRAIDコントローラが仕込まれており、そこに外部向けのインタフェースが備わって居る必要があります。ありがたいことに、私が保有するDL360eにはSmartArray P222に外部ポートが1ポート存在していましたので、これで接続をしています。

ディスク構成

これによって、現在以下のようなRAIDディスクが組めています。これら領域を大半UnityVSAに増設する形で活用しています。

ディスクRAID
レベル
容量
450GB HDD x35840GB
900GB SSD x10870GB
256GB SSD x10236GB
450GB HDD + 300GB HDD1270GB

メモリも足した

16GBx4枚のメモリをゲットしまして、これでDL360eのメモリ増強もやってます。よく考えたらこの子、だいぶ搬入した当初と比べると強くなったなぁ・・・

挿し方に少々癖があった

メモリ搭載量は、少々変則的な積み方になりましたが、80GB->112GBになりました。お陰様で、現在StoreOnce G4(というHPE社が売ってるバックアップストレージ)の仮想アプライアンスが動いています。

昔のVSAだと16GBメモリあれば良かったんですが、悲しいことに現行のGen4では24GBものメモリを求められます。そこを増設したメモリで何とかカバーできた感じです。

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