[craft][notepc] レッツノートを組み合わせて遊ぶ

未分類

多分歴代最もいじくりやすいシリーズのCF-NX/SX

この記事で取り扱うネタ、それはパナソニック社製のLet’s Noteをいじるというか、自作PCのごとくニコイチサンコイチをしてみようという話です。

レッツノートと言えば、軽くタフでそれでいて比較的使いやすい、タッチパッドも無駄がなく手のひらがかぶる確率も低いという素敵なノートPCの一つです。ただ、定価10万円台になることがまずない・・・と言うぐらいに激烈に高い製品でもあり、主に企業ビジネス用途で利用されるケースが多い名作です。

私は、このノートパソコンは歴代通じて最もいじくりづらいノートパソコンとして頭の中に焼き付いておりまして。というのも、その軽量さ、タフさを実現するために結構無理矢理いろんなパーツを詰め込んでいたりするのです。

トラウマになったのがCF-T7でして、そりゃぁもうひどいものでした。いろんなパーツが粘着テープで貼り付けてあるのです・・・Orz
それを知らずにネジを徹底的に外してもパーツが外れず、ウンウン力任せに引っ張ったりした結果、バキッと本体フレームが割れまして・・・・ショボ──(´・ω・`)──ン

それ以来、基本的にはレッツノートをばらすと言うことは基本的に考えませんでした。

が、CF-NX/SXシリーズは次元が異なるぐらいばらしやすい機種です。今回PCを何とか新調したいと考え、思い切っていろんなパーツを組み合わせてある意味オリジナルの機種を組み上げてみることにしました。

今回用意したパーツ

今回フランケンシュタインを作るにあたって準備したものは以下の通りです。

  • 既存のCF-SX2(i5-3340M/12GB RAM/480GB SSD)
  • ジャンクのCF-NX3(i5-4300U/メモリなし/HDDなし/キーボード破損)
  • CF-NX4のシステムボード(i5-5300U/メモリなし)

ばらしてゆく過程

背面で外してまわるネジの箇所

底面を外し終わってもまだネジ止めされてる箇所がありまして、次は光学ドライブの蓋を開きます。

メディアトレー内のネジ止め位置

本体を止めてるネジは上図の4カ所です。
左下の方に×印がありますが、このネジは外さなくても大丈夫です。

すると、キーボードトップが外れ、キーボードと光学ドライブを繋ぐケーブルを抜いたら、後はめぼしいところを交換していくだけとなります。この辺り詳細は結構機器分解系のサイトに掲載されていたりするのでそこを参考にした方が良いかなと思います。

要注意ポイント

実は、システムボードについて構成の差異が第1-第2世代、第3-第4世代の間で発生します。片方は電源系のコネクタ、もう片方はディスプレイのコネクタですが、前者は長め、後者は短めに構成されていて、この形状を合わせないと接続が出来ません。

また、基本的にフレキケーブルを接続するコネクタは結構もろいです。場合によってはプラスチックが劣化してしまっていて、容易にボロボロ崩れる場合もあるので注意が必要です。ジャンクで仕入れたNX3のシステムボードは、キーボード接続コネクタの留め具が劣化し、ちょっとつまんだらぼろっと崩れてしまい、ちょっと焦りました。(SX4システムボードを事前に入手しといて良かった・・・)

また、Haswell/Broadwell世代のチップセットはPC3-xxxxxSのメモリは認識してくれませんで、基本的には低電圧版であるPC3L-xxxxxSのメモリが必要になります。今回、私は8GBのPC3L-12800Sメモリを2枚搭載することにしました。無事16GB認識されてヽ(゚∀゚)ノ うぇ───ぃ♪な気分。

できあがったPCで感じたCPU世代のギャップ

スゲー手抜きにTipsを書いていますが、できあがりの品が以下の画像の右側になります。

左はCF-SX2, 右はCF-NX3をベースにしたフランケンなPC

幸いまだCF-SX2に昔ついていたキーボード部分を捨ててなかったので、余剰メモリを取り付けてPCとして最低限使える状態にしておきました。これはこれでまだ活用の用途があるんで、当面動かさないですがその内機会があれば動かそうと考えています。(まずはACアダプタを入手せんとだな~。こいつにはUbuntuを仕込もうと考えています。)

さてCPUとしては第3世代のIvyBridgeから第5世代のBroadwellに変わったわけですが、変化はすぐに感じました。それは低消費電力、静音性、発熱量の低下です。

  • 消費電力はTDPベースでおよそ半分程度であり、結構へたったかな?と思ってたバッテリー容量が実はそんなに減ってないことに気づくことが出来ました。単純にIvyBridgeやそれに組み込まれるIntel HD Graphicsが電気食いだったようです。
  • 発熱量はぐっと下がったように思います。取り敢えずパームレストが熱くないのが嬉しい。ファンの音も既存機器だと結構うるさかった時もあったんですが、そうしたものも一切なくなりました。
  • そして単純な体感速度も上がりました。実際ベンチマークはしないようにしているのでやってないですが、ストレスなしにこうしてブログがかける時点でだいぶ性能は向上しているんじゃないかなと思います。

今回のPC組み付けは久々にPCを自作してた頃の面白さを思い出す良い機会になりました。
そういえばここの部分を後でパーツだけ秋葉原で探し回ったりしたなー、佐賀で学生やってた頃はわざわざアプライドのジャンクショップへ行くために博多まで車で通ったなーとか。

最近はだいぶ構成のパターンが減り、余り面白みを感じなかったりしたわけですが、たまーに派こういう形でジャンクパーツかき集めてよりよいものを作るというのもいいのかもしれないです。

ただなんというか・・・・ここ最近は体動かす機会が多く、毎日かなーりヘロヘロですね。お陰様でだいぶ体調が崩れています。少しペースを落としてのんびりのんびり歩んでいこうと思う今日この頃です。(今日もだいぶ遅い・・・早起きせんと)

Tags:

Comments are closed

PAGE TOP