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アデノウイルスからは解放されたけど・・
結膜炎に中耳炎、胃腸炎と地獄のネタ満載のアデノウイルス感染症から、夫婦共々ようやく抜け出したのは良いのですが、次に待ってたのは持病であるMG(重症筋無力症)の本症状でした。
違和感は上腕に力が入らないと言うところから。腕を上げてるのがかなりしんどいのです。なんでやねん・・と自分に突っ込みながら、その内何とかなるだろうと考えていたら、これがまた日に日に駄目になっていくという。
杖をついていてもよろけるし、帰宅したらお布団へ直行しないと全然駄目だったり、明らかに悪化傾向にあるんで、ステロイドパルスをちょっと受けよう・・ということになりました。
9ヶ月ぶりのステロイドパルス
最後にちゃんと3日連続でステロイドパルスを受けたのは9ヶ月前でしたので、かなーり久々の話になります。
初日の朝は本当に調子が悪く、今までないぐらいがっつり左目のまぶたが閉じていました。あんなに全くまぶたが開かないのは結構珍しかったなーと今振り返っても思います。
このときの握力は左26kg、右29Kg、明らかに症状は悪化してました。上腕部は筋力低下に伴って腱にダメージが集中していて肘に痛みが出てました。体幹もふらふらしていたこともあり、速攻ステロイドパルスの開始が確定しました。
経過

今回もステロイドパルスは通院治療で行います。病院には点滴用のソファーがあるので、そこで点滴を受けるようにしています。ベッドは逆に姿勢がとりづらいんで、椅子の方が楽なんす。
時間はおよそ1時間。その間モバイルルーター+ノートPCでTwitterを眺めていたり、Facebookを眺めていたり、ニュース読んだりと言ったことをしてます。
1日目投与後
結構効果はすぐに出ていて、左目が開眼しました(笑)。
ただ、漸進的なところで言うと波が激しく、疲労度はそれなりに高かったように思います。
2日目投与後
この日は逆に点滴直後は不調でした。
ただ、ちょっと不思議だったのは、骨盤のゆがみから来る腰のしびれが悪化はしたんですが、足回りの力の入り方が以前と比べてかなり違うと感じました。と言っても、力が入りやすくなったのか?と言うとそこは何とも言えず。
しっかり効果を実感したのは意外にも、3日目の朝で、睡眠時間は少なめだったはずなんですが、余り疲れを感じなくなっていたのと、頸サポーターがなくてもそんなにしんどくなくなっていたというのがあります。
投与前の握力は左36Kg、右41Kgを記録しました。
3日目投与後
投与前の握力は左41Kg、右44Kg。瞬発的な筋力は回復したようで、上肢は問題なし、下肢は相変わらずですが、少し改善された感があるようだという感じでした。
眼瞼下垂はだいぶ改善していて、殆ど普通の状態に。ただし代わりに複視の症状がより顕在化してしまっているようで、確かに視点を合わせるのに苦労する印象を受けました。
点滴直後、右頸の付け根にあるリンパ節で痛みを感じました。その間、結構からだが重たかったように思います。帰宅後、暫くして昏睡状態に近い感じになり、ちょいちょい気を失う状況が起きたので一旦しっかり布団に入って睡眠・・2時間半ほど眠ったら頸の痛みが治まってました。
その後は比較的元気だったように思います。
グロブリンの効果もあったようで
ちょうど前回投与から3ヶ月が経過したところだったというのもあり、免疫グロブリンの効果が切れたのかな?と思っていたのですが、少し違うようです。ステロイドパルスの効き目が全然以前と異なっていたことが理由です。
以前はステロイドパルスを受けてもそれほど大きな改善は見られなかったんですが、今回2-3日目の間で改善が見られたのは、グロブリンの効果とあいまったのかもしれないと主治医は仰ってました。
どうやらグロブリンとパルスの併用がよさそう
グロブリンだけでもステロイドパルスだけでもきついんだなぁと言うのが今のところの結論です。グロブリン治療を半年周期にすればまぁ何とかなるのかなぁ・・と考えています。入院するとどうしても収入が減るのと、仕事上不都合がかなり多いので、半年に1度ぐらいにはしたいっすね。