本末転倒
実は買って挑んで速攻で挫折したのですが、本来これはnVidia Quadro K2000を搭載するために買ったんです。そのために消費電力は低めに抑えつつPCI-Express x16を搭載したマシンが欲しかったのです。
5,500円と言う安さに惹かれて買ったわけですが、写真取り損ねましたけれども、なんとまぁ搭載してみると筐体の全幅を上回るほどカードの幅が広く、なんとまぁ蓋が閉まらないと言うね・・・蓋を開放したままサーバを稼働させるような人間ではないため、まずもって諦める羽目に。
それでも用途はあるから使うよ
今回入手したFujitsu PRIMERGY TX120 S3と言う機種は、デスクサイドでも動かせる小型サーバとして売られてた機種でして、CPUはIvyBridge世代のXeon E3-1220v2が搭載されています。
実はこの機種を歴代で持ち合わせていまして、その内S1(Xeon 3040搭載)とS2(C2D-P8700)は職場に寄贈してしまいました。なお、S2は意外にもC2D-P8700というモバイルプロセッサを搭載していながら、ECC Registered メモリに対応していて、32GBメモリ乗っけた状態で元気に検証用途でこき使われています(破滅的にCPUは遅いけど)

取り敢えずQuadro K2000は搭載できなかったので、代わりに余ってたHP NC522 SFP+というNIC(Emulex チップが搭載)を乗っけまして蓋を閉めてます。まだ稼働はさせていません。

TX120シリーズの良い点というのは、
- ちゃんとRAIDコントローラが搭載でき、ディスクベイもホットスワップ対応
- iRMCが標準搭載されている
この二点につきます。TX100シリーズはiRMCがないんですね。普通のPCをサーバっぽくしただけですが、TX120シリーズは立派にサーバなんですよね。ハード構成が。そして低消費電力ですし、静粛性も高いと言うことで、一時期はメインサーバになった時期もありました(TX120 S2とかは)。
全般的に、富士通のサーバは静粛性が高くて壊れにくいという所は、日系メーカー製の製品ということでそれを体現した長所と言えるのかもしれません。
また、富士通製製品はわりかし自宅で動かすのに好都合な面があって、特にサーバにサードパーティ製品を搭載したときに温度センサー検知が厳しくなくて柔軟性が高いんですね。PCI-Express接続でNVMe SSDを使うときなんか特に親和性が高くて助かります。
ひとまずNC522 SFP+であればVMware ESXi7でもNICが認識できたような気がしますので、それを入れてみようかと考えています。またお金を貯めるなどしてこれに収まるGPUを突っ込んで、最終的にはPCIパススルーでVGAが動かせたらなーなんて考えています。

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