今回、面白そうな製品を見つけた。
Veeam社のVeeam Monitor Free Edition。製品名の通りフリーでございます。
どうもこの製品、ホストOSやらVM上のゲストOSやらの管理ができるようで、なかなか見た目に面白いと。稼働監視なんかもできちゃったりしますのよ。
各VMがホストOSに対してどの程度負荷を食っているのか、あるいは1つの管理画面で複数のESX Serverを管理してみたり、さらにはVMのコンソールにアクセスしたり。VI Clientでは1台のESX Serverしか管理できなかったりするんですが、このツールだと複数台のESX Serverが管理できるようです。
どちらかというとパフォーマンス監視に特化してる感があり、複数台管理できると言っても、実はVI Clientと比較するとできないことの方が多い。(Configurationができなかったり、メディアのmount/unmountはできなかったり)それでも、監視もHeartbeatによる生死監視は行えそう。
フリーと有償版との差異は、どうやら監視の幅がかなり狭まっていること、ゲストOS内部のプロセス監視は行えるのだけど、肝心のサービス名・プロセス名がすべて「Free Edition」になってしまい、何のプロセスか判別できないところ、パフォーマンスカウンタの履歴保存ができないことが挙げられるようで。
それでも大したツールだと思うんですけどね。
ほかにも
Veeam Business ViewとVeeam FastSCPというVMware ESXとの連携製品がフリーで転がっているので、これまた検証してみようかと。
ちなみにVeeam社のサイトは http://www.veeam.com/ でございます。
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