思いの外リーズナブルだったFile Sync
というわけで資料にまとめました。現在災対サイトに配置している生活用ファイルサーバとAzure Filesをこれを使って同期、DFS-Nにて名前空間を振り分けさせています。

資料はこちら。
資料はいつものSpeaker Deckに設置しています。よろしければご参考ください。
今回の構成の要改善点
ズバリファイルサーバが災対サイトに置かれているがゆえ、帯域が少々細いことです。実家の体外接続の帯域はベストエフォートで100Mbpsであり、これ以上の帯域は出せません。上り下り双方最高速を出す状態になれば合計200Mbpsにはできますけれども、実家の回線は私の回線じゃないので。
本番サイトからAzure Filesに対して過去にでかいファイルを転送したときは、およそ300Mbpsぐらいの帯域は余裕で出ていましたので、秒間24-30MB/secぐらいのスループットは期待できるのかな?と思っています。そう考えると、今のAzure Filesって思った以上に性能が向上しているわけで、それならば今後の使い方ももう少し幅が出てくるんかなーという気がしますね。
なお、PrivateLinkを構成すると、そのディスティネーションがPrivateLink側にリダイレクトされるっぽいですね。
TCP 192.168.239.200:55059 172.30.101.4:443 ESTABLISHED
TCP 192.168.239.200:56214 23.100.106.151:443 ESTABLISHED
TCP 192.168.239.200:57893 172.30.101.4:445 ESTABLISHED
ほほぉ、PrivateLinkを示すPrivateZoneのアドレスに投げる必要があったのかと思ったらそれだとCIFSアクセスできなかったみたいなんだけど、勝手に名前解決上の調整をAzure側がしてるのかな・・。一応笑えない容量の転送を行ったこともあり、慌てて料金設定を確認しました・・はい。なんとか大丈夫そう。たぶん。
Comments are closed