[Health][Books] 「がんになって良かった」と言いたい

Twitterにて

最近闘病日記ややけにAmazonアソシエイトの広告貼ってたりなど、技術ネタがあまりうまく書けてないんですがどーぞご容赦ください。ちょっと思ったり感じたりすることの傾向が変わってきて、そうした話を取り上げるケースが増えていたりします。Amazonアソシエイト広告については、私自身が買ったものの表現をするにあたりこれが手っ取り早いなと思ったもんで、それを活用しているだけですので、その点ご理解いただければ。

Twitterにて、こんなつぶやきを見ました。

山口雄也さん、度重なる白血病の再発に対して最後の最後まで徹底抗戦をされており、5月31日までTweetをされておりました。今年に入ってからこのアカウントを見かけ、時々そのTweetを拝見させていただいてたのですが、非常に厳しい戦いを強いられる中で揺れ動く心情を綴られておりました。

まずはご冥福を心よりお祈りいたします。

で、思わず手にした本がこちら

この方がTwitterの中でもご自身の書籍の話をよく紹介されていて、どんなことを本にして出版されたんだろうか、どんな心情を綴られたのかに興味を持ちまして。読んでみたいしその世界観を知りたいと思って思わずKindle版をポチリまして、読んでみました。

気づけば一気に読み切りまして、本を買う瞬間から読み終えるまで2時間程度だったように思います。

そのぐらい文章にはのめりこめました。とはいえ結構急ぎ目で読んだので日を改めて再読しようかなと思うのですが、胚細胞腫瘍というがんに始まり、これを克服するものの、その後急性白血病となり骨髄移植を行って寛解まで持ち込むものの、その後度重なる再発、そのたびにハプロ移植を行い・・2020年時点でのその心情の変化について生々しい内容が綴られていました。

感じたこと

その思考量の多さたるや半端ないなぁというのが第一印象であり、この文章を綴るのにどれほどの時間を、どれほどの体力を要したのだろうかというところにまずは関心が行きました。とにかく文章量がすごい。変に回りくどい文章があるわけではなく、私が読んだ感じだと比較的ストレートな心情表現が多かったように思います。

私の持病は幸いなことに予後に関してQoL/ADLに関して問題はあるものの、生きるという面に関しては然程大きな問題にはなりにくい病ではあり、死に直面するということは比較的少ないです。それゆえに、私自身その死に直面する、確実に死に至る可能性が高いという世界をイメージするのは正直難しいという位置にいます。
しかしこの方は常にそのイメージしようのない恐怖と隣り合わせの中に生きており、しかも完全寛解したと思ったところでのまさかの再発を何度も繰り返しているわけで、治療過程においても常に輸血されつつ下血を繰り返してぼろぼろになっていく、その苦痛というのは想像を絶するものであったろうと思います。

さらに患者仲間の死にも直面し、その葬式に出席する、その際の苦痛も相当なものだと思います。

生きたいと願う人に限って命を摘み取られ、まだ生きられるはずの人が追い詰められて自ら命を落とす、なんとこの世は理不尽だらけだろうかと正直読んだ直後はあらかじめ今年に入ってからのTweetも拝見していたこともあり、物凄く凹みました。こんな理不尽な世の中生きていきたいと思えるもんなのか?と疑問を感じたりもしました。

しかし、この方は最後の最後まで生きようと尽力されていました。自身の血液検査データを公開し、そのうえで自身にどのようなことが起きているのかを一生懸命把握しようとされていました。5/31には歩行訓練の様子を動画に収め、それをTweetしていたりもされてました。

私自身鬱病を患い、発達障害を知り、重症筋無力症を発症して今に至りますが、幸い耐えがたい苦痛というものまで遭遇はしていません。脱力時に二次的に激痛が走ることはありますが、ここまですさまじい状態には至っていません。
最後までもがきあがいた姿をこうして見せられると、自分が簡単に絶望してるのがどこか情けないような気持にもなり、少しは「ケツを思いきりたたかれた」ような気持ちにもなりました。

実はここ最近わりかし近しい人が亡くなられたことを知りまして、死について頭の片隅で考え込むことがありました。その件も非常にショックでして、ですが、この書籍や著者の生きざまを見る中で、やっぱ前向きでありたいと願うことができたのは、非常に幸いなことだと思っています。

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