[Health][Books] 生きる~障害と素敵な仲間と共に

友だちの友だちが本をリリースなさいまして

早速買いまして、読み込んでいるところでございます。

感想は追記しようと思っております。Kindle Unlimitedの対象でもありますので、一度読んでみては如何でしょうか?

著者はどんな方?

私から見ると、ちょうど難病仲間の友だちにあたる方で、筋ジストロフィー症候群を患っていらっしゃいます。分身ロボットOriHimeのパイロットを友だちがしてまして、その繋がりでその存在を知りました。

丁度私がこの方のアカウントをFacebook/Twitterで見かけたときは、「人工呼吸器をつけた状態で歌を歌う」というのをやっていたように記憶しています。

私の弟も重度身体障害を抱えており、現在で言う特別支援学校に通っていた時代もあり、その関係で筋ジストロフィーに悩まされている子供はたくさん見てきましたが、いずれも若くして亡くなっており、桑原さんのようにここまでしっかり存在をアピールしつつご存命であるというのは私にとっても衝撃で、さらに塞ぎ込むわけでなしにいろんな人とのコミュニケーションをとり続けてる方は初めて見ました。そう言う意味でも自分にマジモンの衝撃を与えた人として私の人生のノートに刻まれた人だったりします。

感想など

内容としては、生まれた時から執筆時点までのおのれの歴史を描いた自伝的な読み物だと感じました。
その中でとにかくかかわった人たちへの感謝の言葉の多さが印象的でした。

そして、彼の生きざまを通じて強く感じたのは、「やっぱり障害者というのは、その魂は普通の人と大して変わらない」ということでした。ただ、ハンディキャップを背負ってるのは確かで、普通の人が普通にできることに対して、その何倍もの苦労を強いられる点はその通りだと思います。ただ、結局はその道の選択はおのれ自身がしなければならないし、選択結果が良ければよりよい人生が送れるし、良くなければつらい思いをするだろうし、間違った道に進むこともあるのだろうということをつくづく感じさせられる内容となっていました。

現在不思議と「弱者それすなわち無条件で善なる存在である」みたいに思われているケースがありますが、そうじゃなくて、それこそたまたま弱者という立場にあって、その人が善なる存在へ向くような人生の歩み方をしてきて、そして比率的にたまたまそういうのが多いということなのではないかなと思いました。

私自身難病を患って、気づけば障碍者というカテゴリに属する人間になりました。でもだからと言って自分が何か大幅に変化したとは思わないし、ましてやそれが理由で善人になったと思ってもいません。私は私、以前からそう大きく変わっていないなぁということでして。

今私が何ができるか?というのは考える必要がありますけれど、私の魂に何らかの変質をもたらしていて、大幅にそれが変わったとは思う必要もないのかなと思えるような気がしました。

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