[Graphics] 3Dモデリング・レンダリングがおもろい件

グラフィックボードを新調した

コレまで使ってたグラフィックボードである NVIDIA Quadro K2000がちょっと調子悪くなり、グラフィックボードを新調しました。Quadro P620と言うグラフィックボードですが、コレまで使ってたKeplerコアから2世代ほどあたらしくなり、Pascalコアが実装されていると言うことで、表示の安定面においてもぐっと良くなりました。

NVIDIA Quadro P620

ただ、このグラボも決して安くはなく、せっかく買い換えたのは良いけど、少々もったいない気もしたことから「もう少しこのリソースを有効活用して楽しめるものはないか」と考えたんですが、私はプログラミングとかは苦手でありますし、ましてやCUDAプログラミングとか正直言ってヾノ’д’o)㍉㍉の無理ゲーなわけでして。

そんで、たどり着いたのが「3Dモデリング」とか「3Dレンダリング」とか聞くけど、あれってぶっちゃけなんやろか?と言うことで手を出したのがコレです。

DAZ Studio 4.15

3Dモデリングやレンダリングを行う統合環境の一つだそうで、以前は200米ドル超ぐらいしてたのが現在は無償提供されているとのこと。スターターキット的なものがあると言う事に加え「初心者向け」のフレーズに心が動きました。で、早速インストールして遊んでるわけですが・・・

やべぇ、超楽しい

どっぷり頭の先までハマっております。ホントヤバい。
当初は人体を行き着くところまで弄くりまわし放題と言うところに魅力を感じたわけですが、それ以上に既製のものを組み合わせることで自分の思い描く光景を描けるというのが一番心に刺さりました。今まで音楽とかプログラミングとか色々表現できるものはないかと探してたんですが、今のところはコレ。これが一番自分の中にある光景を描ける代物だと思ってまして、寝食忘れてコレばっかりやってるケースもあります。

初期はこんな絵を描いてた。

ぶっちゃけ言ってしまえば、俺みたいに余りクリエイティビティのない状態だとやってることは「着せ替え人形」みたいなもんです。
実際自分が描いた絵に関して、上手な人から見たらママゴトレベルのものに見えるのかもしれないんですが、絵を描きながらそのストーリーとかを考えたり出来るのがまた面白く、ここ最近体調悪化に苦しんでる自分にとってコレは本当に救いになりました。

レンダリング方式あれこれ

レンダリングというのは、要は作ったオブジェクトの塊をもとに1つの静止画あるいは動画を作る処理のようなのですが、DAZ StudioにはデフォルトでNVIDIA IrayというNVIDIAグラフィックボード向けのレンダリング方式がデフォルトで選択されており、NVIDIAチップの載ったグラフィックボードがあればこの機能が使えるようです。ただ、性能不足だったりするとCPU処理にフォールバックし、レンダリングするにも結構な時間を要することになります。

これに対して、昔からDAZ 3D自体に備えていたレンダリング方式として3Delightってのがあるそうで、コレを使うとCPU負荷を抑えながら短時間でレンダリング処理を完了させることが出来るようなのですが、コレを使いたい場合は別途以下のサイトからダウンロードが必要なようです。

プレビュー画面としてテクスチャーを貼った状態の画面、3Delight、Irayでそれぞれ同じ画像を表示させるとこんな感じになりました。

各状態におけるレンダリング結果(プレビュー画面の奴は除く)

やっぱり3Delightに比べるとIrayの方がリアリティがあり、表現もきれいに見えます。唇の色が異なるのは、多分レンダリング処理において別のShadeパラメータが干渉しちゃったかなーという気がしますけれど、それでも陰影の付き方と言い、今の時代ここまでリアリティに富んだ画像が作れるようになったんだなぁと正直びっくりしました。

こうした絵を描くパーツは無償提供されるものもあれば、有償提供されるものもあるんですが、自分の場合はどちらも必要に応じて入手するようにしています。

で、GPUの性能はいかほど?

と言いたい所なんですが、実はこのソフトウェアでは100%、Quadro P620にプロセッサ処理をさせることが出来ません。というより、基本的にレンダリングはCPUのみで処理される感じになりました(悲しい)。

原因はVRAMが少ないことでした。Quadro P620はプロセッサ性能は高いんですが、VRAM容量は2GBとなっており、どうやらこれって実は最低限4GBぐらいは必要なようです。ログを参照してみたら見事にメモリ不足のWarningがでていました。

無念である

VRAMが不足した場合、基本的にIrayによる処理ではCPUにフォールバックするようです。今のところQuadroだけで処理させることは多分一度も出来ていません。どーしても取り込むオブジェクトが多くなると、それらを一切合切取り込んでから処理をするようなので、あっという間にメモリが枯渇するようです。

とは言え、CPU処理負荷が上昇しても画面処理に関してはGPUがその空きまくった手で完全に処理してくれることもあり、レンダリング中はPC内のアプリケーションはまともに動かせないですが、不思議とRDPだけは正常にサクサク動くので、コレを活用してWindows 365 Enterpriseを使ってくんだVDIノードでウェブ参照とかをしていたりします。

手が込んでくるとこんなのも書けたりします。

試しに作った画像を組み合わせてこんな風に

有償のものになりますが、誤自宅データセンタも夢ではありません。

ラックじゃーラックじゃー

頭の中を仕事から切り離すことが少しだけ出来た

お陰様で、コレまでの趣味は仕事に直結したためにあまり仕事のことを頭から切り離せずにいられたのですが、この趣味は完全に頭から仕事のことを忘れさせる力がありまして、ある意味脳みそをリフレッシュする事が出来たのかも知れません。

ただし、逆に頭の切り替えというのが難しくなってるんだなと言うのを痛感することがあり、時々仕事が手につかないというか、頭の中で「あの関節はどっち方向に曲げれば良いのか」とか、「このオブジェクトとこのオブジェクトの位置関係はこうだから、こういう風に配置すれば」とかぐるぐる思考が回ってることもあるので、「やり込むにもほどほどに」という気はしています。

自己表現の一つの手法を見つけたと言うことで、今後もう少し良い絵が描けたら良いなーとか思ったりしています。

3Dソフトは他にも

3Dソフトとしては、大昔から存在するBlenderと言うモデリングソフトもあります。オープンソースソフトウェアということもあり、無償で使用することが可能です。

これ、非常に多機能なんですが、扱いは正直言って難しく。触った印象として「達人に特化した3Dソフト」という印象でした。というのも、とにかく用語が良く分かりませんで、ノウハウが書かれたサイトを眺めていると、わりかし直感的な解説が多くて私の頭では理解に至れませんで。四苦八苦しながら何とか書けたのがこちらです。

お皿マンを作ってみた

いやぁ、お皿書くのすら本当に大変。コレ作るのに3時間ほどかかりました。分からん分からん言いながら。
他にも色んなソフトウェアがあるようなので、探してみると良いのかなーと思います。

localYouser

www.bluecore.net

九州在住のITインフラエンジニアです。 若干病気等に苦しめられながらも、小さな幸せをじっくり噛み締めながらお仕事頑張ってます。