[Infrastructure] サーバの集約

オンプレミス-技術のお話し-未分類

このブログを一度ふっとばす前にやったこと

これまでずっとDL380e Gen8と言うサーバで集約して動かしてた中にブログサーバも居ました。色々静音化のための対策を採り続けたものの、結局ノイズの低減は思ったほど効果が無く、やむなくこのサーバを停止することにしました。

最近ではDeepLearningの勉強も増えたこと、割とインフラ方面で活動することが少なくなってしまったこともあり、ただ稼働させるという状況が増えたのも一因だったりします。お陰様でvSphere8が登場したことに全く気づかなかったりもしており、仮想化に対する情熱もだいぶ薄れたようです。

というわけで、行ったのがサーバの切り替えでして、長いこと眠りについていたサーバを起動してそちらへ移動させることにしました。それがこちら。

DL160 Gen8 です。CPUはXeon E5-2680を2P搭載させたSandy Bridge時代の遺品です。HDDは3代搭載されてるように見えますが、実は1番ベイも無理矢理HDDをくっつけて蓋をしており、1TB SATA HDD x4で駆動しています。ストレージ総容量はRAID5構成でおよそ2.7TiBぐらいです。

メモリはDL380eと同じ容量で128GB搭載しています。

何故これを選んだかというと、静粛性においては現在保有するマシンの中でそこそこよろしく、加えてCPUパワーもそれなりにあるためです。(静粛性最強なのはPRIMERGY TX120S3なのですが、HDD容量とメモリ容量が全くもって足りてないのでこちらを採用することに。ディスクコントローラもSmartArrayP420搭載でFBWC 1GBがちゃんと駆動してますし)

ダウンサイジング

まず行ったのはWindowsファイルサーバの縮小です。最もストレージを消費していたのはWSUSのデータストアであったため、これをまず削除。元々ファイルサーバの容量自体は大きく作ってなかったので、WSUSデータストアを廃止すると意外とコンパクトに整理出来ました。容量にしておよそ1.2TB程度。DFS-Rで実家のドメインコントローラとファイルサーバ機能を同期していますが、こちらは何とかして維持したいという思いがありました。

WSUS廃止によりメモリ容量も24GBから16GBぐらいに縮められることが出来たので御の字。
このサーバは検証用Azure AD Connectorも兼ねてるので絶対廃止出来ないという側面もあるんすよね。

後不要な検証サーバを廃止していくと、余裕で全体的に2TB程度の容量に収まりまして、Storage vMotion等を使って順次ストレージ移行を実施。実はブログサーバはこのストレージ移行実施時に問題が発生し、XFSが完全崩壊してしまいました。

DL160G8のfan回転数

DL380e Gen8は25ベイモデルの場合ファン回転数にルールがあり、

  • 絶対ファン回転数は35%を下回らないようにする
  • SmartArrayの温度が85度を超えると必ずファン回転数が上昇する(それ以上温度上昇しなくなるまで)

というものがありました。最近は排熱効率が宜しくないのか、恒常的に45%ぐらいの回転数となっており、かなりの騒音を発生させておりました。しかしながら、現在はCPUをそこそこ使用しても蒸気回転数に収まっており、かなり音の質が違いますし、ストレスも軽減されました。

vCenterサーバだけは移行出来なかったので、当面はこのサーバはそこから切り離された状態で稼働していくことになるんですが,必要に応じて起動出来るように、DL380eはそのまま塩漬けにしています。

夏草や つわものどもが ゆめのあと

とは言え、恐らくは来年頃にはこれらの環境は廃止しようかなと考えています。今後の仕事においてこの検証環境が必要か?と言うとそうではないですし、昨今の電気代高騰によってあまり部屋の中に機器増設することも難しくなってきましたし、実家の都合によりDRサイトも廃止する可能性が浮上していますしね。

元々実家の面々のトラブルシュートをより容易に出来るようにS2SなVPNも張っていましたが、昨今Google等によってわりかし楽に色々なコントロールが出来るようになり、わたしの身体が動けないこともあって妻がメインで弟のタブレット管理をしたりするようにもなり、わたしが役に立ってるのはせいぜいM365 Appsを父に提供するぐらいなもんです。それってS2S VPNが要らないんですよね。

そんなこんなで徐々に環境は縮小していくのだろうと思います。逆にメインのクライアントPCが主役とかしており、こちらの方が余程注力すべき領域になってしまったので、そちらを何とかした方がどうやら良さそうです。

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