NVIDIAのCEOがX.comにアカウント作ったみたい。

Artificial Intelligence

NVIDIAの革ジャンCEO(Jensen Huang氏)がこの度x.comにアカウントを作ったらしいということですっごく盛り上がっている。以下はその初投稿。その内容は、以下の通り。

私の最初の投稿として、

@NVIDIA が署名した、オープンモデルがなぜ重要かを説明する手紙を共有します。 AIはあらゆる産業を変革し、あらゆる企業を支え、あらゆる国によって構築されるでしょう。 オープンモデルは、安全性とサイバーセキュリティを強化し、イノベーションと普及を加速し、主権を可能にします。 世界は、フロンティアのクローズドモデルとフロンティアのオープンモデルの両方を必要としています

昨今、Moonshot AI社がリリースしたKimi-K3の登場とトランプ政権がもくろんでるらしい(?)オープンソース制限の動きについて牽制を仕掛けたような内容になっていました。2026/7/26 16:50 JST時点で、以下の企業が賛同してるようです。(Postに添付されているロゴを見てくださいな)

Matthew Prince 🌥 (@eastdakota) on X
As soon as we heard about this it was a no-brainer for @Cloudflare to support. Open-weight models are a critical compone…

すっごく意外なのは、OpenAIがこれに参画していることでした。あれ?CloseAIじゃなかったっけ?って一時はイーロン・マスクは揶揄してましたけども、ただ現実的なところを見れば、この呼びかけの内容自体解釈はいかようにもできそうなところはあり、その受け取り方は各社様々なのでしょう。

これに反抗的な態度をとっているということで、いろいろ取り上げられてるのがこちらのPost。AnthropicのテクニカルスタッフであるJulian Schrittwieser氏の発言でした。「ということは、もちろんCUDAとGPUドライバーもオープンソースにするんだよな!」っておっしゃるのだけど、それはまたちょっと話が違うんじゃないでしょうか。同様に彼はMicrosoftにもツッコミを入れてましたけれども、別にJensen氏はすべてをオープンソースにすべきだ!じゃなくて、オープンソースをいたずらに制限すべきではないという意味合いだったかと思いますので、ちょっとこのツッコミは的外れではないでしょうか。

ただ、いずれにしてもAnthropicの従業員というのをプロフィールに高らかに掲げての発言なので、おそらくはAnthropicとしては、オープンソースあるいはオープンウェイトというものに対しては反対の立場をとってるのでしょう。あと気になるのは、X.comのSNSエンジンをオープンソース化すると宣言していたイーロンマスクが頭に立つSpaceX AIの署名がまだない点ですが、こちらはスタンスなりの表明を待つしかないといったところなんでしょうか。

個人的な思いとしては、オープンソースという世界で私はいろんなものを学ばせていただき、その中で間接的ながら誰かのお手伝い的なことをしてきたりはありましたし、学んだことをシステム構築という形でフィードバックしてみたり、技術指導に役立てたりはしてきたこともあり、下手な制約は入れてほしくないなぁというのが実際のところです。
とはいえ、それを悪用する人が後を絶たないというのもわからんでもないですが、だからと言ってそれが「政治的な理由」でどうのこうのみたいな話には、正直なってほしくないなぁと思ってます。

きちんと技術的に見れる人が判断したうえでどうするかアクションがつなげられるならいいんですけど、ぶっちゃけ「政治家にその技術の何が分かる」と思ってますし、そんなもので邪魔されたくないと思うのですが、皆さんはいかがでありましょうか。私自身政治というものが大嫌い(企業内においても一般生活においても)なので、そう思ってるわけですが、そうでない人もいらっしゃるでしょうし。

x.comの翻訳機能の実装により、そこでのポストが多国籍に色々読み取れるようになることで、視野がだいぶ広がったような印象を受けます。色々な情勢が動いてるんだなというのも結構つかみやすくなったように感じます。今のところぼんやり眺めてるだけなんですが、こういうところもいろいろキャッチアップできるようありたいもんです。

今回は面白そうなネタが転がってたということでこれを取り上げました。たぶん今後この手の記事はあまり書くつもりないっすけど、しばらくは目が離せないかな。

ところで蛇足です。こんな意見もありました。

Plamo翻訳で翻訳した結果は以下の通りです。

アンソロピックが世間に見せたいのは、細心の注意を払った実験室、安全性を最優先するラボ、そして最先端AIが崖から転落しないよう慎重に管理する成熟した研究者たちの姿だ。しかし同社を取り巻く状況は、単なる慎重さだけでは説明できない。同社はビジネスモデルを道徳的な言葉で包み込み、その言語的枠組みを利用して、不透明なモデルの挙動、反競争的なアクセス制限、規制圧力、そして最終的には、ビルダーやスタートアップ、研究者、オープンソースコミュニティが少数の選ばれた最先端ラボの下流に位置づけられる未来を正当化しているように見える。

想像してみてほしい。競合するコンパイラの開発を進めていると判断した場合に、より品質の低いバイナリを生成するコンパイラを。特定のサンプルを意図的にぼかす顕微鏡を――そのメーカーが研究方向を好まないために。競合するコードベースに似ている場合にのみ虚偽の情報を表示するデバッガを。

アンソロピックはインターネット、著作権保護された書籍、コード、公開知識、許可されたユーザーフィードバック、合成データ、そして自社モデルから学習することができる。しかし開発者がClaudeを使って競合するオープンアシスタントを開発しようとした場合、アンソロピックはこれを不正行為と見なす。同社は、安全性制御が失われる可能性があり、競合モデルが最先端システム構築に必要な投資を損なうと主張している。

この論争の核心は、知性が人々によって所有・検証・改変・ローカル実行・微調整・研究・ルーティング・改善可能なものか、それとも企業が管理するサブスクリプション型の許可レイヤーとなり、企業がアクセスを拒否・品質低下・監視・保持・無効化・ルーティング変更・ロビー活動によって制限できるものになるかという点にある。

アンソロピックの強みは、アクセスを許可制とするビジネスモデルにある。日々、競合企業や買収対象企業は、アクセスが突然失われる可能性があることに気づいている。同社は政府に対し、安全性フレームワーク、展開ゲート、インシデント報告、評価体制、さらには既存企業が生き残りやすい将来的な一時停止措置などを承認するよう働きかけている。

もしコーディングや研究用モデルが、ユーザーが禁止されている最先端領域の作業を行っていると判断した場合、回答の品質・方向性・信頼性を密かに変更するような事態が発生すれば、そのツールはもはや「安全」とは言えない。信頼性に重大な問題があると言えるだろう。

アンソロピックが公益重視の安全機関として扱われたいのであれば、顧客が代替ソリューションの構築に近づきすぎた場合に、いつでも過敏なプラットフォーム独占企業のような振る舞いをするべきではない。

確かに企業は知的財産を保護する。しかしアンソロピックが販売しているのは通常のSaaSウィジェットではない。同社は認知能力そのものをインフラとして提供しているのだ。認知能力がインフラ化した瞬間、反競争的なアクセス制御は単なるベンダー間の紛争ではなく、社会全体のボトルネックとなる。

アンソロピックは繰り返し、安全性・セキュリティ・責任ある展開を、誰が何を構築できるかを制御するメカニズムへと転換している。

私たちは彼らを信頼することはできない。

これに尽きるんですよね。

知性が人々によって所有・検証・改変・ローカル実行・微調整・研究・ルーティング・改善可能なものか、それとも企業が管理するサブスクリプション型の許可レイヤーとなり、企業がアクセスを拒否・品質低下・監視・保持・無効化・ルーティング変更・ロビー活動によって制限できるものになるかという点にある。

人々の自由の中でも特に上記、いったい誰が管理するの?それがとある国内部の話だったら、その国の憲法・法律などがあるのでその国次第なところもあるのでしょうが、今突きつけられてるのが世界規模なのが問題なんすよね。それは話が違う。殊更規約条項が簡単に変更される現代にあって、それが誰かの意のままに操れるみたいなことになるのはちょっと違うんじゃない?と思うのです。

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